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ワカタケル大王 上 (文春文庫 く 1-36)

ワカタケル大王 上 (文春文庫 く 1-36)

ワカタケル大王 上 (文春文庫 く 1-36)

作家
黒岩重吾
出版社
文藝春秋
発売日
2003-12-10
ISBN
9784167182366
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ワカタケル大王 上 (文春文庫 く 1-36) / 感想・レビュー

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kiiseegen

倭の五王、武、雄略天皇の物語。如何にして大王の位へ就くのか...兄弟、一族との勢力争いへと着々と準備中。黒岩古代史観に今更ながらズッポリハマる。

2019/05/10

くっちゃ

神功皇后の後に読むので、話の流れや相関図が掴みやすい。しかも、神功皇后とよりも、この時代の具体的な出来事を記した資料が多いせいか、ほぼ作者の想像や予測で描かれた神功皇后よりも史実濃度高め。(西暦もはっきり明示される)前作も良かったが、こちらは更に面白い。ワカタケル王子はタラシナカツヒコ王子と性格が似ているけど、彼よりも賢明な印象を受ける。神功皇后では100%味方だった武内宿禰の子孫が、近作ではむしろ障害となっているところが、歴史の流れの残酷さを感じさせる。

2016/08/03

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**天皇小説・ワカタケル大王(雄略天皇)・上巻**感想は下巻でまとめます。

2014/03/01

rei

倭の五王、なかでも武は力のある大王で雄略天皇だといわれている・・・的なことをたしかテストまえに脳みそのどこかにぶちこんだ・・・記憶はある。でもまぁそれくらいの知識しかないし、おまけに時代の背景は高句麗、百済、新羅、任那、そして宋がからむ複雑さ、はたして読みきれるかしらと心配だったが。ペタンと紙にはりついた文字だけの存在だった彼、ワカタケルはみごとに立体化し活き活きと動き出した。けっして完璧なヒーローではなく、むしろちょっと乱暴すぎる気もするがその勢いが物語をひっぱる。退屈するまもなく、下巻へつづく。

2013/01/16

可兒

大悪天皇とも有徳天皇とも呼ばれる個人的に謎の人物、ワカタケル。この強烈な個性であろうキャラをどう作るのかと思っていたら、やっぱりパワーの人でした。でもそうでもなければあの事績は無理だっただろうな

2013/09/17

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