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子麻呂が奔る (文春文庫 く 1-38)

子麻呂が奔る (文春文庫 く 1-38)

子麻呂が奔る (文春文庫 く 1-38)

作家
黒岩重吾
出版社
文藝春秋
発売日
2004-08-10
ISBN
9784167182380
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子麻呂が奔る (文春文庫 く 1-38) / 感想・レビュー

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大阪魂

黒岩さん。歴史もんでミステリー!って紹介されてたから飛びついたら、斑鳩宮始末記ゆー本の続編やったんやねー(>_<)まあ短編集やったから、始末記はまた今度よも!とにかく聖徳太子のころの警察なんかの行政の制度とか、男女関係なんかの暮らしの様子とか、国際情勢とかがなんとなくわかって面白かった!にしても子麻呂さんモテ過ぎ笑

2017/01/14

mahiro

推古天皇の時代、後に聖徳太子と呼ばれる皇太子に仕え犯罪を取り締まる役人子麻呂が主人公の物語だが、斑鳩宮始末記という作品の続編なのを知らなかった。飛鳥時代の事件簿というのが面白かった、当時の人々の暮らしや役人達の駆け引き、遣隋使派遣とその失敗による皇太子の権威失墜の不安などもあり、四天王寺が建設中というのも作品にリアルを感じさせる。子麻呂は凄腕らしいがやたら女性関係の事件に巻き込まれている感はあるなあ・・

2020/03/12

無識者

飛鳥時代をあつかった刑事(?)ものの短編集。その時代のなかの様々な身分を取り扱い、生活感を盛り込むことで、親近感のわく作品になっている。昔の時代といえば貴族だけが人間だというのは古今東西あると思うが、何か教養と切り離すことで人間やめさせられますか?といったらやっぱり違うのだろう。用途が決まった人間にも、それなりのこころの動きがあるのだろう。

2017/03/28

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

古代倭国捕物帳・調首子麻呂*厩戸皇子(聖徳太子)に仕える子麻呂は今日も事件を追って東奔西走。雪女のように謎めいた旅の女性の正体、獣婚を装った殺人事件、精力絶倫の秘薬として評判の毒茸…と、一筋縄にいかない怪事件ばかりが待ち受ける!?(紹介文・他より)――これは秀逸!ミステリそのものにご愛嬌はあるものの。古代史に明るい著者ならでは、飛鳥時代その当時の庶民の暮らしを、まるで見て来たかのように活き活きと描く。 ⇒続き

2014/04/08

Sachi 改め いっちー

黒岩重吾さんの本を久々に読んだ。ちょっと古臭い表現なのにサクサクと読めるところは変わらない。言葉の使い方が好き。なのに頭を捻りながら読む所が多かった。本当にあった話なのか、作者がそう書いただけなのか。私が無知なのか。。何事も適度が良い。続けて読むと萎える。読んだ人しか分からない感想でした。笑。

2017/12/13

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