モラルの罠 (文春文庫 な 1-28)
モラルの罠 (文春文庫 な 1-28) / 感想・レビュー
こちゃら。
2002.3年ごろの作品集。でも決して古さを感じさせない。さすがはミステリーの大御所。特別な何かがあるわけでも、どんでん返しがあるわけでもないけれど、ミステリーの王道という感じで、安心して読める。
2015/09/12
coco夏ko10角
日常生活に潜む恐怖、5つの作品収録の短編集。どれも面白かった。防犯システムがちゃんとしてる家での事件『システムの穴』が特によかった。『痛み』は実際ありそう。
2021/03/11
にせものばかり
どの話もおもしろかったです。「安全神話の盲点」を突いた短編作品集。
2014/02/17
かやん
久しぶりの夏樹静子(図書館)短編なので読みやすく、話も古さを感じない。人間の本質はそうそう変わらないし、何気ない日常の普通の人々の暮らしがミステリーになるんだと。私的には「偶発」がイチオシ。
2013/10/03
KEI
表題作を含め5編の短編集。身近にある携帯電話の着信記録、防犯システムそして、心療内科や熟年離婚などを取り上げて、そこに潜んでいた罠を明らかにしていく。誰もがその罠に掛かってもおかしくないと思わせてしまう。10年ほど前の本だが今読んでも古さを感じない。 母親の死を巡って、事故なのか、故意なのかと探っていく表題作が特に面白かった。 携帯メールを死後に読まれてしまうって、ちょっと嫌だからロックしておかなくちゃ(笑)
2013/08/29
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