致死家庭 (文春文庫 191-5)
致死家庭 (文春文庫 191-5) / 感想・レビュー
カチダ
家庭内暴力による、家族崩壊の悲劇…。 人間関係において、一番厄介なのは 「家族」 なんだろう。 家族のあり方は、家庭の数だけあり、類型化できない。 家族のことは、外の者には決して分かり得ない。 家族は、簡単に断ち切ることはできない…。 家族であろうとも、他人である、ということ。 どこかで、家族は他人ではないと思っているから、なぜわかってくれない、なぜ…と苛立ってしまう…。 しかし、頭ではそうわかっているつもりだけれど、やっぱりうまくいかず…。 家族の距離感、まだ難しい。
2020/05/15
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