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2031探偵物語 神の狩人 (文春文庫 し 34-12)

2031探偵物語 神の狩人 (文春文庫 し 34-12)

2031探偵物語 神の狩人 (文春文庫 し 34-12)

作家
柴田よしき
出版社
文藝春秋
発売日
2011-08-04
ISBN
9784167203184
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2031探偵物語 神の狩人 (文春文庫 し 34-12) / 感想・レビュー

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アイゼナハ@灯れ松明の火

久々の柴田よしき作品。連作短篇で語られる、2031年の近未来を生きる女探偵サラの物語。テクノロジーは発達したかも知れないけれど、生産工場で合成される食物、青くない空、星のない夜空…それが当たり前の世の中。絶望感に蝕まれ増加の一途を辿る自殺者の影で暗躍するものとは…ノスタルジーと結びつけなければ絶望感に苛まれることもないだろうに、という考え方は傲慢ですかね。望めば風祭のような生き方もできる、この世界も捨てたものじゃない。黒幕の正体を暴くより、この世界で生きる喜びや苦しみを分かち合うことが大事じゃないかな?

2011/08/13

シ也

2031年。つまりあと16年後。探偵業が許可制となり警察の下仕事すら請け負う時代。探偵のサラが自殺を引き起こす組織や消えた女性を追っていく中で911に起因する陰謀に迫っていく... というストーリーで、シリーズの序章という感じ。ヒロインが2歳年下と言うこともあって、こんな感じの世界なのか... と考えやすかった。「デビル・イン・ヘヴン」も同じような近未来が舞台だったけど、違う作者で同じような時代も全く違う風だったり似たような部分があったりと様々に描かれるのだなぁ... と実感

2015/10/19

papako

読友さんが柴田よしきさんを読まれているので久しぶりに。苦手な方の作品でした。。。SF?ファンタジー?事件を追ううちに謎の敵組織に近いていく主人公の探偵。心の支えの引退した探偵が支えになる。ちょっと桐生夏生のミロを彷彿。いろいろ盛り込まれているけれそ、結論でないままのラストもモヤモヤします。

2013/08/22

ちばと~る

西暦2031年を舞台に描かれる女探偵モノ。桐野夏生作品のミロちゃんとカブるイメージのサラ。増税につぐ増税?美容整形当たり前!空わ真っ白!?2031年不安でいっぱい!灰色の未来だなぁ...ラストの一編で壮大な闇の組織との戦いを予感させて、未完!続編まだぁ???

2013/11/04

coco夏ko10角

2031年の日本、主人公は私立探偵・サラ。これ今読むと2031年ってもう十年後だから…。風祭さんが渋くていいな。続編は出てない?

2021/07/29

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