恋雨 (文春文庫 し 34-15)
恋雨 (文春文庫 し 34-15) / 感想・レビュー
むぎじる
取引先の社員との不倫で京都にある会社を辞め、途方に暮れていた茉莉緒。ぼんやりとドラマのロケを眺めていた時、偶然出会った海(かい)という青年と話しているうちに、海が所属する東京の芸能事務所で働くことになる。冒頭の女性タレントの自殺、ロケ中に起こったエキストラの不信死。どう絡み合っていくのか考えているうちに、茉莉緒と海を狙うかのような出来事が起こる。謎の解明はわりとあっさりした感じに思えた。くじけてへこんでいた茉莉緒と海の2人の成長を、もっと取り上げてほしかったような気がした。
2014/10/07
momi
「ミスティーレイン」の改題!「恋雨」こっちのタイトルの方がピッタリです!!主人公はひったくりや殺人事件…いろんなことに巻き込まれていくのだけどミステリーと言うより、お仕事小説か恋愛小説の雰囲気が色濃いですね!芸能界のお話…。京都鴨川の河原で、おにぎりが縁で出会った二人…。担当する若手俳優「海」のレインコートになりたい…と奮闘する新人マネージャー「茉莉緒」ラスト…「茉莉緒」がだす結論が切なすぎる…。しっとりと…女性向けの作品だと思います!!
2013/11/13
ぶんこ
ミステリーの部分が省略されているようで、そこは消化不良。 茉莉緒さんは一生懸命で好感がもてましたが、海さんについていかない選択は哀しいです。 付録のように扱われてもいいのでは? 海さんを愛し、レインコートのように守ってあげたいならば。つい、違う結末を考えてしまいました。
2014/07/04
DONA
芸能界って、芸能人って大変ですね・・という作品。それ以上でもそれ以下でもない感じ。文章はやっぱり好みなんですが、内容は・・。恋愛が絡むと読みにくいです。
2018/11/01
ふみ
友人から借本。謎解きが ちょい長すぎて 無理やりな感じ。前半の伏線は ちゃんと拾ってあるんですけどね。私なら海についていくけどなぁ。
2014/03/05
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