ペーパーナイフ (文春文庫 さ 2-6)
ペーパーナイフ (文春文庫 さ 2-6) / 感想・レビュー
hirayama46
沢木耕太郎のシリーズものエッセイ。この巻は作家論・書評だけで構成されております。比較的ノンフィクションが多めに紹介されているのですが、よほどのものでも無い限り30年前に刊行されたノンフィクションには手が伸びづらいなあ、と思いました。小説なら100年以上前の本でも読もうと思えるのですが。/わりと辛辣な論調の書評も多いのですが、あまり反感を抱くことがないのは沢木耕太郎の評価軸にぶれがない所為かしら。
2013/02/08
turutaka
こちらは書評が中心なのだが、3冊の中で一番頁をめくる指がすすまなかった。 私自身が読んだことがない本ということもあり、本来は沢木耕太郎独自の見方とのズレを楽しむというのが正しい面白がり方であるはずなのだが、残念ながらその効果を生むことなく終わってしまったのだ。
2023/11/30
hiratax
書評多い。
2017/05/16
Hiroshi Takeshita
古い書評集で宝探し。厳しい批評も多いが、これは納得。現実として下らない、或いは惜しい本って案外多いから。ベストセラーだからって内容が良いとも限らない。或いは良い本がひっそりと消え去って行く事も多い。だからこそ手当たり次第読んで、当たりに巡り会えた時の喜びは、沢木さん同様に良く分かる。
2016/10/03
樽
あの向田邦子に解説を依頼された若僧沢木耕太郎、何者?…というのが沢木耕太郎との出会いだった。この解説を読んですぐ彼の著作を探したのがなつかしい。
2016/03/23
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