偶然の目撃者: 北東西南推理館 (文春文庫 さ 3-21)
偶然の目撃者: 北東西南推理館 (文春文庫 さ 3-21) / 感想・レビュー
ちょん
読者からネタを集めるという荒業短編集(笑)しかもネタは新聞記事を、という指定付き。でも新聞記事ひとつからここまで想像が膨らんでいくのか、というのは圧巻。面白く読めました(*^^*)
2024/11/02
午睡
仕事を忘れ連休に読む本は楽しい。それが佐野洋であればなおさら。この本では、新聞記者であった人らしく、なんと実際の新聞記事を題材にとって、短い物語を作るという佐野洋らしい力業を見せてくれる。 作品を離れて、好きな作家の日常などを知るのはファンとして興味深いものだが、本書では新聞記事を題材にする際の語り口に作家の生の体験や記憶が語られており、生身の佐野洋をちらりと垣間見るような楽しさも味わえる。いいなぁ、佐野洋。もっと生きて書いてほしかったなぁ。
2019/05/03
ごへいもち
そろそろ佐野洋にも飽きてきた
2008/07/19
朱音
新聞記事を見て、そこから発想して推理小説を書くという、課題ありの作品集。制限があるとはいえ、さすがに佐野洋、と言った感じの作品であると思う。
2003/06/06
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