北條早雲 1 (文春文庫 さ 5-3)
北條早雲 1 (文春文庫 さ 5-3) / 感想・レビュー
東森久利斗
山田風太郎? かと錯覚するほどの○○、××な内容。早乙女貢への硬派な男一匹的印象が覆る。驚き、赤面?、それでも、やっぱり興味津々、最後は食傷気味で飛ばし読み。本来、上中下巻レベルで済んだはず。編集者の欲と入れ知恵で、無理やり原稿枚数を増やされたのかも・・・、と好きな作家だけに擁護しておこう。後北篠氏の成り立ちが良く分かる。
2020/08/01
カズザク
28年ぶりの再読。しかも北條早雲の物語を連続して再読。この物語の早雲の方が、色んな意味で人間らしく、男らしく、物語にグイグイ引き込まれる。(前作の早雲は、清廉潔白で良い人過ぎ?)第1巻は駿府入りまでの早雲…史実とは言い難い創作の物語?でも、一介の浪人の波瀾万丈の人生、早雲の人間形成、根底の部分が良く理解できて面白い。小袖、お丹、おりょう、寿々女、小菊…次々と美しい女性達があらわれて…羨ましいの一言。ところで、おりょうはどこに行ったのか?義兄弟の仲間達は無事なのか?再読なのに、内容を何も覚えていない(汗)。
2018/07/16
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