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北條早雲 5 (文春文庫 さ 5-7)

北條早雲 5 (文春文庫 さ 5-7)

北條早雲 5 (文春文庫 さ 5-7)

作家
早乙女貢
出版社
文藝春秋
発売日
1980-08-01
ISBN
9784167230074
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北條早雲 5 (文春文庫 さ 5-7) / 感想・レビュー

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東森久利斗

山田風太郎? かと錯覚するほどの○○、××な内容。早乙女貢への硬派な男一匹的印象が覆る。驚き、赤面?、それでも、やっぱり興味津々、最後は食傷気味で飛ばし読み。本来、上中下巻レベルで済んだはず。編集者の欲と入れ知恵で、無理やり原稿枚数を増やされたのかも・・・、と好きな作家だけに擁護しておこう。後北篠氏の成り立ちが良く分かる。

2020/08/06

カズザク

平和とは、戦争と戦争の間の時期…たまたま戦争がない時期のこと。その戦争…それが原因で引き起こる社会的な様々な悪も、時の権力者の怠慢、無責任が引き起こす。無力な権力者が持つ悪の力には、それを上回る強い力で圧迫することが必要。それが庶民を助け、社会を良くすること。歴史を違う角度から見ると、早雲の下克上は正しい行動に思える。それにしても、早雲の後五代続いた北條家が、もっと強い力に潰されたこと…それも早雲に比べたら、社会的悪に潰されたことが、歴史の皮肉としか言いようがないように思う。28年ぶりの再読…楽しめた。

2018/09/16

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