ぼぎちん: バブル純愛物語 (文春文庫 よ 15-1)
ぼぎちん: バブル純愛物語 (文春文庫 よ 15-1) / 感想・レビュー
とんきち
ブックオフで100円で買ったが、 それでも納得できない…
2021/05/30
のぼる
なんて気持ち悪い小説!福田和也氏の絶賛は解せません。名門女子大を卒業した軽い女の子が欲にまみれた生活を送るわけですが、ぼぎちんに全く魅力を感じません。あだ名のセンスも、自分でそう呼ぶところも気持ち悪い!バブル時代の狂騒を描いたものとして成立はしていますが、読み終わって感じたのは、この小説には内省がまるでない。この狂騒を批判的に見る視点がない限り、ただの馬鹿しか出てこないコントに過ぎないと思います。ひとつ褒めるとすれば、文章のテンポは良いです。
2011/10/26
Yossarian
たまたま古書店のワゴンで手に取ったこの文庫が、とても読ませてくれた。文章の勢いの中で偶然できあがったような面白さ。一方で映像感のある描写は確かだ。バブルを呼吸させられる。人間もよい。
すずっち
あの時代を知ってる人と、知らない人では感想も全く違うものかもしれない。人間ってのは寂しがり屋だから、歩く道によっては愚かで、虚しい生き物になってしまえうんだろうな。人間の弱さも醜さも優しさも悲しさもすべて見れた気がして、この本が読めてとても良かった。
2013/01/20
reading
流星たちの宴の無頼ぶりとは対照的に、女性の側から書いた小説とはこんなにも趣が異なるものなのかと感じた。ぼぎちんのイメージがどうにもしっくりこなかった。
2012/09/12
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