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超短編小説70 Sudden Fiction (文春文庫 シ 4-1)

超短編小説70 Sudden Fiction (文春文庫 シ 4-1)

超短編小説70 Sudden Fiction (文春文庫 シ 4-1)

作家
R・シャパード
J・トーマス
村上春樹
小川高義
出版社
文藝春秋
発売日
1994-01-08
ISBN
9784167254025
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超短編小説70 Sudden Fiction (文春文庫 シ 4-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

海外のショートショートなのですが、この言葉自体があまり好きでない編纂者がプラスターズという名前を付けたけど、Sudden Fictionに最終的にしたということのようです。村上春樹さんと小川高義さんの訳で70編が収められています。同じような感じのはなく好みが出るのでしょう。このような作品集はやはり一人で書かれた方が何か読みやすさがあります。

2016/06/19

中玉ケビン砂糖

「サドゥン・フィクション」という小気味のいいネーミングのこのジャンルは、ショート・ショートよりもまだ短く、作品によっては本の見開き2ページで終わってしまうような、ささやかな物語の数々だ(川端康成の『掌の小説』に近い)。バーセルミ、チーヴァー、アップダイク、カーヴァー、ブラッドベリ、ヘミングウェイ、マラマッドなど、よくもまあこう集めたものだ、と思える傑作集。「サドゥン・フィクションとは」をめぐる侃侃諤諤の議論も盛んで、このジャンルの可能性に対する萌芽が見られるのも興味深い(PART2へ続く)。

2014/11/18

優希

70編も作品がおさめられているので、色々読めるお得感がありました。

2022/05/31

キジネコ

面白いか、どうかは70篇もあれば もう好みの問題だと思います。付箋を何枚貼ったか数えてみたら27。物語の現場に立ち、同化し、感情を移入して客観視が怪しくなる読者には短い話が連続する この手の本は、集中を維持することが難しい。川端康成の掌の小説は122で、只管作家の内奥の宇宙に呑まれた印象がありましたが、この本は人の感情の変化の唐突さを思い、70の方向から放たれる拳に相対するスリリングな体験であったなあ、と感じています。その一瞬の結晶の如き短文が読者其々のドラマとリンクする何処でもドアの鍵穴を覗かせる。

2016/06/11

赤星琢哉

超短編小説(ショートショート)が70編がぎっしり入った、アンソロジー。恐ろしい話、狂った話、泣ける話、笑える話、そして意味不明な話の数々。正直、全てを楽しめる人はいないと思うけれど、超短編なので、読み飛ばして、気軽に読めるアンソロジーです。でも、結構長い。この話良かったよな、というタイトルすら思い出せず。

2017/05/22

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