笑いごとじゃない: ユーモア傑作選 (文春文庫 こ 6-3)
笑いごとじゃない: ユーモア傑作選 (文春文庫 こ 6-3) / 感想・レビュー
ehirano1
W.C.フラナガンの「素晴らしい日本野球」と「素晴らしい日本文化」はホントに笑いごとじゃないですよ。まあ、今はだいぶましなんでしょうけど、そう願いますが・・・・。
2017/06/20
unknown
『W.C.フラナガン「素晴らしい日本野球(日本文化)」』がスバラシイ。外国人が抱く「どこか間違った日本観」を日本人がさらにパロディ化して、いかにも実在の外国人が書いたかのような体裁をとった作品。『菊とバット』や『シブミ』など先人の著作への言及も挟みつつ、著者の思い違いと虚実入り混じりなのにもっともらしく述べられる珍妙不可思議なニッポンの様相に抱腹絶倒、ねじくれたユーモア満載のパスティーシュ作品である。<ソ連占領後に独立した日本>の様相を書く歴史改変ものユーモアSF『サモワール・メモワール』も好きだなあ。
2012/11/26
さらば火野正平・寺
今迄未読だった『唐獅子源氏物語』、神野推理氏、オヨヨ大統領『虚名戦争』を読み、『素晴らしい日本野球』を再読。『虚名戦争』は沖田総司がの昭和40年代に現れる話。当時を感じて興味深い。ミステリが苦手な私には神野推理氏は今ひとつ。唐獅子源氏物語はちょっと笑えた。やっぱり『素晴らしい日本野球』は今読んでも完璧。これでもかとばかりにギャグが詰め込んである(併録の『素晴らしい日本文化』はちょっと落ちる)。
2012/09/10
kthk arm
94。ベスト的な内容。フラナガン面白かったな。奥の細道読んでみよう
2019/07/06
まふ
もっと面白いものを期待していたが、残念。唐獅子株式会社ものは最初の作品がとてつもなく面白かったので、今回は十番煎じのようなかんじ。その他も似たりよったり。ユーモア小説が如何に難しいかがよく分かる。この本は不整脈の発作の真っ最中に読み始めて読み終えた記念すべき本。不整脈発作9/13:0730~9/14:0730.まことに笑い事ではない。
2006/09/13
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