本音を申せば (文春文庫 こ 6-21)
本音を申せば (文春文庫 こ 6-21) / 感想・レビュー
KAZOO
小林さんは中原弓彦という筆名でも書かれていたころからのファンです。当時は喜劇などについて書かれていたように覚えています。この本は、週刊文春に連載されているものをまとめたもので2004年のものです。当時は新潟中越地震などがあったようでそのことも書かれています。また本屋映画についてのことも多く私は楽しめました。しばらくこのシリーズを読んでいきます。
2017/08/07
saga
何冊か積読の著者の本を、どれから読もうかと思案した結果、浅草演芸ホールのカバーイラストを見て本書に決めた。エッセイとしては後半の、2004年の出来事や、戦中・戦後の国内外の芸能史が語られる。小泉政権を史上最悪の内閣と断罪した著者が、現在の政権の姿を見たら、それに輪をかけて苦言を呈するのではないか? 他の著作も読んでみよう。
2022/09/21
優希
2004年のクロニクル的なエッセイでした。裏現代史とでも言うべく時代のありのままを観察しているのがよくわかります。時代の見方が鋭く、この年はこんなことがあったんだなぁと再認識させてくれました。無骨な感じなのに読みやすかったです。ライブ感覚で読めるので手軽です。
2014/09/27
KAZ
なぜか積読棚に入っていたので、思わず再読。小林さんから映画の観方と小説の読み方を教わりました。
2010/07/04
ぱーぷる・ばんぶー
「週刊文春」に連載されているエッセイの2004年版。ああ、この年にはこんなことがあったんだなあと再認識できます。 ちなみに、2004年は中越大地震があったり、イラクの人質事件があったりした年でした。
2008/04/18
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