かんちがい閉口坊 (文春文庫 260-2)
かんちがい閉口坊 (文春文庫 260-2) / 感想・レビュー
MIKETOM
これはねえ…、残念ながらイマイチな作品集。一言で言うと<意あって力足らず>って感じか。表題作を始め『活火山』とか、狙いはいいんだけど細部の詰めが…みたいな作品が多かった。『雪の中の四季』『夏の終わりのデケイド』は独りよがりな印象。いちばん理解できたのが『礼状』か。結局普通が一番って感想になってしまうかも。しかしまあ、そんな中でギャグチックで面白かったのが『俄かじゃ俄かじゃ』語り口が馬鹿らしくて面白い。内容も、要するに単なるダジャレなんだけど下らなさがよかった。ただし半分ぐらいかな。もっと推敲してくれ。
2020/04/10
けいちゃっぷ
まあまあ。
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