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南へ (文春文庫―新・放浪記 2)

南へ (文春文庫―新・放浪記 2)

南へ (文春文庫―新・放浪記 2)

作家
野田知佑
出版社
文藝春秋
発売日
2000-07-01
ISBN
9784167269111
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南へ (文春文庫―新・放浪記 2) / 感想・レビュー

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saga

【古書】もともと1冊の文芸書を分冊したものだが、文庫版『新・放浪記〈1〉』と比べると、直近の出来事を綴っているため、これまでの紀行・エッセイに近い印象を受けた。特に後半は鹿児島をベースに生活しており、あまり放浪感がない。犬ガクがその息子のテツと暮らし、著者と旅をしている様子が微笑ましい。文庫本のためのあとがきでは、徳島に暮らすようになったと書かれていた。著者の終の棲家となったんだな~。

2022/07/21

ライアン

交換会でいただいた本。多分自分では買わないようなタイプの本でもある。自然と自由を謳歌する遊牧民のような生活には普段アウトドアには興味がない自分でもちょっと憧れる。20年経ってそれぞれの場所がどうなっているか気になる。そのままの自然を保ってくれるいいのだが・・・。表紙の虹がなんかいいですね。

2017/02/18

Kajitt22

著者40から50歳代の文章か。椎名誠や立松和平・星野道夫が文中に登場し、野田知佑とカヌーもメジャーになったころだろうか。自分の暮らしたいように生活し、書きたいように書いている。川を壊す官僚とNHK批判が徹底しているが、嫌みはない。この本をめくり、写真を見ていると、家のどこかにあるコールマンのガソリンランタンに火を入れたくなってくる。

2015/09/29

コウジ

今回はタイトル通り南国の川や国へのエッセイが綴られる。 前にオンラインで野田本を沢山買ったのでまだまだ在庫有り。 最近は野田さん周囲の人の本にも手が出て居ます。

2023/06/07

shiggy

放浪記1の方は野田氏の若かりし頃の話なので、冒険的な物語だったけど、放浪記2は冒険的な雰囲気はなく、環境問題についての闘争と生活についての話が主軸だった。数十年前の事なのに、環境破壊の無知さと未だに「お上」意識を持った人々。日本人の病巣なんだろうなと思う。

2022/09/13

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