ともにさすらいてあり カヌー犬・ガクの生涯 (文春文庫 の 5-9)
ともにさすらいてあり カヌー犬・ガクの生涯 (文春文庫 の 5-9) / 感想・レビュー
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
カヌーイスト野田知佑とともに暮らした「カヌー犬」ガクの生涯。私は犬を飼ったことがない、普通はペット、愛玩用としてかわいがる人が多いだろう。だが、ガクと野田さんは違う。アラスカの雄大なユーコンを、日本の四万十の清流を二人でともに下る。飼い主と犬が一緒に何の拘束も受けずに自由に暮らし、遊ぶ。ガクは野田さんの遊び仲間であり、共に暮らす相棒であったのだ。★★★★
2017/05/06
goro@80.7
素敵な犬生だったんだね。一緒に遊ぶ最高の相棒犬、さよならガク。
2017/04/12
ツバメマン★こち亀読破中
野田知佑が飼うことになった雑種の仔犬はやがて「カヌー犬」と呼ばれるようになる。アラスカへ幾度も渡りユーコン川を下ったり、熊と渡り合ったり…そこらの冒険家以上の経験をしているガクが死んでもう15年も経つのだなぁ。著者とガクのさすらいの自由な川の日々。
2015/06/27
コウジ
著者の作品初読。作中に好きだった星野道夫さんや椎名誠さん等、類は友を呼ぶとも言うべき友人群もさる事ながら、ガク君を仲間として関わる人々がとても素敵だなと感じました。一貫してガク君側の岸に立つ姿勢も好感が持てますが、外国に犬を連れて行く以上 一定の制約や守るべきルールがあるのは然るべきで当時の制約がどうだったかと云うより、立場の違う相手への一定の理解が不足していて、大人としての冷静さよりも 冒険心への欲求が上回っている様に感じました。犬は好きな人も苦手な人もいるよね。 但し著者の自然や生き物に対する→
2021/07/06
mako♪
野田知佑さんは、ガクの体力、知力を育て、最高に引き出すことの出来た人、ガクにとっての最高のパートナーだったと思う。野田知佑さんにとっても同じで、掛け替えのない相棒だったガク。共に生きた力と愛がいっぱい感じられました(^^)
2014/08/01
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