せい子・宙太郎 下 (文春文庫 む 1-10)
せい子・宙太郎 下 (文春文庫 む 1-10) / 感想・レビュー
zaqyassun
向田邦子さんのドラマ脚本を小説にまとめたものですが、心は十分伝わって、ほっこり読了。せい子・宙太郎が舞い戻った部屋で「何だか広くて豊かな感じがする」と言ったのは、二人の成長の証だろうか。隣の人に少しだけ気を遣い、しっかりと向き合って生きれば、人生は豊かになるんだ、と改めて思う。自身の内面が変わればその眼に映るものもおのずと違って見えてくる。
2013/11/07
nobuem
これ読んで「昔はよかった」などと思うのは多分間違いで、昔だってこんな性善説の塊みたいな人たちはそんなに大勢いたわけじゃなかったんですよねえ。
2017/11/12
やまびこ
なんか人情味に溢れていて好きです~
おさむ
あくまで、テレビドラマの台本の小説化なので、コメディタッチのドタバタ・ホームドラマにしか読めず、深みをあまり感じられませんでした。
2013/04/12
千歳
昭和50年代は出征や戦火に逃げ惑った人々がまだ4,50代で 現役で活躍されていたんですよね。 回想の中で戦後の様子が登場人物の体験として出てくるので 自分の10代20代とひき比べて身につまされました。
2009/09/21
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