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蛇蠍のごとく (文春文庫 む 1-16)

蛇蠍のごとく (文春文庫 む 1-16)

蛇蠍のごとく (文春文庫 む 1-16)

作家
向田邦子
出版社
文藝春秋
発売日
1998-08-05
ISBN
9784167277161
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蛇蠍のごとく (文春文庫 む 1-16) / 感想・レビュー

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ミカママ

残念、ノベライズ、、、苦手なんだよなぁ。そしてカタカナの多用も苦手。向田さんはなんと言ってもエッセイ。小林桂樹さんのあとがきが興味深い。今はもう鬼籍に入られた方の多いことよ。

2020/01/20

優希

面白かったです。男女や夫婦の心の動きや家族のあり方に引き込まれました。不倫という深刻で誰も幸せにならないような恋をユーモアのある喜劇にしてしまうのが凄いです。絶妙な人間関係が味わいを出しているのだろうと思いました。

2017/02/18

じいじ

面白い! 男の浮気心は、いくつになっても失わぬもののようだ。53歳、生真面目でお人よし、中堅鉄鋼会社に毎朝通うサラリーマン部長が主人公。初めて部下との浮気デートを企てた日に、妻が急用と称して来社。娘が妻子ある男と同棲を始めた…と告げられる。まったくもって不運な男である。不倫をベースに、家族のあり方を軽妙に描いた物語。元来が人気脚本家の向田邦子だけに、台詞は堂に入ったもの。リアルでお上手、そして面白い。

2019/03/20

Take@磨穿鉄靴

楽しめた。本人が書いた訳ではないみたいだけどまあ向田氏の作品ということで。シーンの切り替わりが良いとか悪いではなく自分の波長とあって気持ちよく読めた。昭和的価値観もなんだかホッとする。今のところ向田氏の本は3冊だけどハズレがないなあ。短編も良かったし少し長めでもいい。この人の中でお父さんの存在って良くも悪くも大きかったんだろうなあと思わせる。★★★☆☆

2022/10/31

matsu04

久々の向田邦子。一昔前の家族の、いかにもよくありそうなドタバタ劇で、出てくる男どもも全くどうしようもない。しかしながら女たちは、そのような男たちを(垣谷美雨のモノのようには)一方的に責め立てたりはしないのである。そういうところに、何だか安心させられたり、懐かしさを感じたりするのだ。(再読)

2018/09/09

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