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面影橋 (文春文庫 あ 2-19)

面影橋 (文春文庫 あ 2-19)

面影橋 (文春文庫 あ 2-19)

作家
阿刀田高
出版社
文藝春秋
発売日
2001-10-01
ISBN
9784167278199
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面影橋 (文春文庫 あ 2-19) / 感想・レビュー

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takaC

良い感じ。この本から阿刀田文庫をリアルタイムに追わなくなった。正確には、物理的に(資金的に)追えなくなった。【ちらし鮨 / 白い朝 / 毛糸玉 / たたずむ人 / 星空 / 船と少年 / 鯉 / 鷲羽山まで / 泣き売り / 銀婚式 / 小春日和 / 数え歌】

2015/06/02

KEI

2、3日前のラジオ深夜便にご夫妻で出演されていたのが心に残ったのか、図書館で借りて来た。12編の短編集。昔の記憶がふと過る、そんなひとコマが描かれている。橋と言うのは、今と過去を繋ぐものなのか?この橋を渡るか渡らないか?もしあの時?誰もが思うテーマであったり、過去と現実がすれ違うミステリアスな経験等。「ちらし鮨」で過去の恋人を空港で見送った後、息子が描いていた絵に目をみはってend、「白い朝」では美人女優の老いを哀しく、少し怖く描いてありゾッとする。他の本も読んでみたい。

2016/07/31

KAZOO

阿刀田さんのいつもの小説とは異なり情感の漂うものが集められています。橋を主題にした12編収められていますがどれも読んだ後に余韻を残してくれます。たまにはこのような小説もあってもいいと感じました。読んでいると思い出すのですが、ほとんど阿刀田さんのは読んでいるのですがやはり忘れてしまっています。

2014/10/23

ツバメマン★こち亀読破中

建物は昔と変わってしまっていても、変わらない橋のある風景。そんな場所に久々に来てみると当時のこと…想っていた人のこと…なんかを思い出してしまうのかもしれません。たぶん語源は違うと思うけど“面影橋”ってそんな切ないイメージがありませんか?そんな男と女の人には言えないような想いを繊細に描いた短編集。何十年か振りに阿刀田高を読みましたが、こんなセンシティブな感じだっけ?久々に他にも読んでみよう!

2020/03/15

梅干し夫人

どこか不思議な感覚の漂う、橋にまつわる短編集。おもしろかったです。

2015/06/17

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