黒喜劇 (文春文庫)
黒喜劇 (文春文庫) / 感想・レビュー
takaC
ニヤニヤしながら読む本。発売直後(2005年夏)に$7.60(高いな)で買ったと記録に残っているし既読感ありなので再読のはずなのだけど初登録。
2014/01/10
KAZOO
阿刀田さんが脂ののりきっているときに書かれているものでかなり話の落ちが不気味だったりで余韻を残してくれるものが多いと感じました。13編収められていて私にはかなり高得点での好きな作品集に入ります。
2015/02/25
coco夏ko10角
ブラックやホラー、13の作品収録の短編集。 『心的外傷』最後、心臓にドキッときた。 『夢のメモランダム』『幸福ゲーム』がよかった。
2018/04/27
みぃすけ
ブラック色の強い短編集。たまにオチが明後日の方向すぎて置いてけぼりにされた話もあったけど、隙間時間にちょこちょこ読むのに最適でよかった。
2023/12/20
MIKETOM
ブラック色の濃い13編。『心的外傷』はリアリティがある。姉の心境を思うといたたまれない。『ちりめん細工』淫靡だなあ。これ、実際にあるんだよね。女体は神秘です。男は敵わないね。『遺伝の研究』阿刀田の好きなテーマ。ただし、ラストがこの方向に落ちるとは思わなかった。一つのアイデアで様々なパターンを創作するのが阿刀田の得意技。『時の迷路』人生の分岐点で選択しなかった道を思う作品。”俺にも幸福な日々があった”って一言は長年人間をやってると強く共感できるね。『犬を飼う女』これは阿刀田本人の作品のパクリでしょ(笑)
2019/08/04
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