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松風の家 上 (文春文庫 み 2-4)

松風の家 上 (文春文庫 み 2-4)

松風の家 上 (文春文庫 み 2-4)

作家
宮尾登美子
出版社
文藝春秋
発売日
1992-09-10
ISBN
9784167287047
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松風の家 上 (文春文庫 み 2-4) / 感想・レビュー

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Smileえっちゃん

明治初年。利休を祖とする茶道宗家、後之伴家、家元,出奔後、毎日の食事に事欠き、千家伝来の茶道具を売り食つなぐ生活を送りながらも、茶道家としての誇りを失わず、家元を支えてきた。伝統を守り続けていくことの大変さを感じました。何度も系譜にもどりながら・・・下巻に続く

2020/11/20

ひなぎく ゆうこ

緊急事態宣言のため図書館は閉館。本棚の奥をゴソゴソ漁っての再読。千利休から13代続く歴史の重いこと…。

2021/05/18

あきまこ

あの千利休の末裔のお話し。250年とか、何百年も続くのもすごいし、変われば変わるものなんだな、と、人の織り成す歴史の果てしなさのような、重みのようなものに、なんと表現すればよいかわからない味わい、うまみのようなものを感じました。話し言葉の中に出てくる「ほしたら、」とか、「いっち」などが、とても京都の言葉の魅力に感じ、住んでいる地域や時代によって、同じ日本語とはいえ、いろいろな変化があるのだなと思いました。由良子をはじめ、登場人物の台詞や物の考え方に、とても学ぶところがありました。下巻へ。

2017/12/07

ひなぎく ゆうこ

出自の謎、父親の出奔、次々と質屋へと消えゆく家宝…思いつく限りの悲しみがてんこ盛り。上巻が終わり、大変な人生やったわ~と思うも、主人公はまだまだ二十代。これ以上何があるの?と、ドキドキしながら下巻へ。

2020/05/19

なゆ

会話が少なく読み応え充分。どこまでがフィクションなのかなと興味が出てきました。京都の人に音読してもらったら、また一段と趣のあるお話だろうなと、京都弁がわからないことが少し残念です。どのような相手と結婚しようとも、お互い心開いて思いやりを持って心穏やかに過ごしていけるようになれたらなによりでしょうね。

2015/03/28

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