KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

きものがたり (文春文庫 み 2-8)

きものがたり (文春文庫 み 2-8)

きものがたり (文春文庫 み 2-8)

作家
宮尾登美子
出版社
文藝春秋
発売日
2002-03-08
ISBN
9784167287085
amazonで購入する

きものがたり (文春文庫 み 2-8) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

宮尾登美子氏の着物の写真と、着物にまつわる思い出のエッセイ。洗い抜かれてガーゼのようにくたくたになった母親の大島や、戦後大陸から引き揚げてきた時、麻袋を体に巻いた乞食さながらの姿だったこと、姑が下着一枚持たない宮尾氏を見て物置から古い機織り機を出して絣を織ってくれた事などの思い出。豪華な着物の写真は楽しいが、これを欲しいかと言ったら欲しくない。着物は着た方が楽しいから、タンスの中に眠らせたままは嫌なのである。

2015/08/27

ひつじ

宮尾さんの箪笥の中身。肥やしになってる着物が多いそうでもったいないの一言に尽きる。私では着ていけそうなところがない位素敵な着物の写真が一杯で目の保養でした。あとがきの和子さんと君竜さんの話が一番印象的。

2015/11/15

若黎

眺めているだけでもよい素敵な着物たち。いいなあ

2024/09/29

ポメ子

季節に合わせての着物に関するエッセイ。着物の知識は、全くないので、なかなか難しい所もあったが、学べた所も多々あった。写真が沢山、載っているので、着物の美しさが感じられた。

2018/12/17

salty orange

宮尾さんのリッチな着物ライフが覗ける。、 着物を薄く染めて、着古していくほど濃く染めるとか、 昔の着物の様子も読めたり一瞬若く見える紬の格子をさらりと着こなしてらっしゃる様はさすがの一言。 お母様のお話は「櫂」と同じで鼻辺りがツーンとした。

2012/01/01

感想・レビューをもっと見る