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新装版 離婚 (文春文庫) (文春文庫 い 9-7)

新装版 離婚 (文春文庫) (文春文庫 い 9-7)

新装版 離婚 (文春文庫) (文春文庫 い 9-7)

作家
色川武大
出版社
文藝春秋
発売日
2011-11-10
ISBN
9784167296087
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新装版 離婚 (文春文庫) (文春文庫 い 9-7) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

【直木賞】 結婚式をせず、離婚もなにげなく。現代人を象徴するような物語。離婚した相手と同棲する。時代の最先端を行っていたのかもしれない。本人の経験と想像がないまぜになっているのだろうか。非現実的な物語のようで、現実味がある展開が出色。主人公が物書きだというところが、著者の像と重なり、分かり易いのかも。

2014/02/11

じいじ

直木賞受賞作と聞いて初読みした。期待していた以上に味わい深くて、温かみを感じる小説で気に入りました。冒頭〈私たちは再々にわたる協議の末、このたび、めでたく、離婚いたしました。○○○・△△△〉で立ち上がる。こうして離婚はしたものの、いつのまにか元のサヤに収まって、交際同棲が始まるユニークな夫婦のお話。受賞作の【離婚】と連作の3篇(同時収録)を絡めて読むと、一層オモシロさが増してきます。ただし、主人公二人の無鉄砲な行動を理解するには、3度ほど読み返す必要がありそうです。

2020/12/12

ω

狂人日記とまた違う魅力✨‼️こちらで直木賞受賞されてるω 「妻の嫁入り」が良かった( ^ω^ )元奥さんとつかず離れず金無心され、新しい男ができたのを応援し、戻ってきても受け入れる😹面倒くせー!!ww 最後の「いいさ、いつまでも居ろよ」はカッコよすぎ。

2022/03/16

こばまり

阿佐田よりも色川名義の方が好みです。本作は読み手によっては嫌悪感を催すかもしれませんが、色んな人とメンドクサク関わっていくことが生きる醍醐味なのかもと、ぼんやり思いました。第79回直木賞受賞作品。

2015/08/10

キムチ

37年前の直木賞なんだねぇ~~。う~ん、正直、これが受賞作品だと思うと、私的には高得点付けたいけれど・・と感じてしまった。麻雀放浪記で有名、週刊誌や雑誌で目にしていただけで直に筆者に触れることはなかっただけにもう少し、心に響くかと予想したけどね。尾崎秀樹さんが文庫本の解説をしているがそちらのほうが手触りを得られた文章。作品自体は筆者の分身と思しき男性と妻・すみ子のくっついたり離れたり。世間的に言う「家庭」のカテゴリーをらくらく超えた2人に周囲が絡まる。それをブンガクとして描くと、こうなるんだ。。。。

2015/07/06

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