アフリカの女王とわたし (文春文庫 ヘ 3-1)
アフリカの女王とわたし (文春文庫 ヘ 3-1) / 感想・レビュー
コットン
1951年公開の『アフリカの女王』にまつわる断片を三十数年後に著者がまとめた本と言うこともあり、現実のボギーが病気で弱りスペンサー・トレーシーに「さよなら、スペンス」と本気でいったことなどが冒頭に書かれ、しんみりすると同時にどんな話になるか興味がわく。(『アフリカの女王』も『旅情』も観てはいるし、演技派で知的とは思うがヘップバーンとくればオードリー派だが)読み進めると個性的で自分のドジさや危機的な目に遭ったり切羽詰まった実話があり、そこに彼女のユーモアや人間味、人生を楽しむ姿勢などがプラスされ大変面白い。
2019/10/24
こばまり
この作品はいつか、観てから読むか、読んでから観るか、セットで楽しもうと思っていたところ、この程実現した。読んでから観て楽しさ倍増。撮影苦労話に加えて、スタッフ分のランチを作るバコール、かつらをかぶると不機嫌なボギー等、人間味あふれるエピソードがいい。
2024/03/29
fritzng4
率直である。トイレ事情も含めアフリカでの撮影秘話をあっけらかんとヘプバーンが語る。ずっと以前に映画は見ているがこれほど過酷な撮影の産物だったとは。大半がスタジオ撮影だと勝手に思っていた。
2017/05/06
irorii
キャサリンペップバーンが40代に経験した、撮影を回顧してます。
shiaruvy
【2013.06 10周忌再読予定】 ★コメント追加予定 [1993.09.10 初版]
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