チーズバーガーズ 1 (文春文庫 ク 7-1)
チーズバーガーズ 1 (文春文庫 ク 7-1) / 感想・レビュー
Machida Hiroshi
本書は、アメリカ人のジャーナリスト、コラムニストであり、シカゴ・トリビューンで24年間コラムニストを務めた筆者によるコラム集です。岡田斗司夫さんのメルマガで、「文章を書けない人にボブ・グリーンの短編集を何冊か書き写しさせたら、ちゃんとした文章が書けるようになった(うろ覚え)」と読んだことがあるので、僕も、それにあやかってちゃんとした文を書けるようになろうと思って買った本です。まだ書き写しはやってません。確かに、どのコラムも着眼点が面白いですし、文章は上手いと思います。文章のキレは訳者の腕も大きいでしょう。
2017/02/17
frog
軽妙な進行、じわっと来る読後感、そして人々に対する好奇心と観察眼。温かいけれど非常に醒めた目線で語られるエピソードは、登場人物の有名無名を問わない、一般的な問題だったり感覚だったりする。交換局のコンピューター故障から電話が混線状態になり、チャットがはじまってオフ会が提案されるエピソードは、書かれたのが25年も前だけれど、いまの2ch/ミクシーの話となんら変わらない。祭りのあとの寂しさみたいなものをさらっと取り上げている。そこが凄い。
2010/02/15
T
そのうち全部読みたい作家。
2015/07/14
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
2002年10月28日
VC
アメリカで有名なコラムニストのコラム集。特にボクサーのモハメッド・アリが成功して大金を手に入れても、心は全然満たされていないことが分かるコラムが印象的
2009/11/10
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