翔べ麒麟 下 (文春文庫 つ 8-3)
翔べ麒麟 下 (文春文庫 つ 8-3) / 感想・レビュー
翔亀
「国破れて山河在り 城春にして草木深し」と杜甫が詠じたのが安禄山により破壊された長安の都。それは白居易の長恨歌に歌われた、玄宗と楊貴妃のよく知られたエピソードを生む唐帝国の安史の乱の時代。本書はその時代を丸ごと語った史実に忠実な歴史小説だったのだ。ただ一点、時代を動かした玄宗と安禄山と楊国忠の政治闘争には、実は第三の極のリーダーとして日本からの留学生・阿倍仲麻呂がいたという点を除いて。それも安禄山を倒した後の臨時政府の首班に目されるという大人物として。これはもう、わくわくするではないか。一方で、金庸ばり↓
2017/04/14
かおり
阿倍仲麻呂と茉莉が最後に結婚して良かったです☆☆
2012/05/21
akizuki_b
上巻の感想で三銃士のアジア版っぽい話と書いたけど最後までそんな印象のストーリー展開だった。
2010/01/29
yasu7777
★★★☆☆ 渋谷2644-346
2020/12/19
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