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折伏鬼 (文春文庫 326-1)

折伏鬼 (文春文庫 326-1)

折伏鬼 (文春文庫 326-1)

作家
志茂田景樹
出版社
文藝春秋
発売日
1984-01-01
ISBN
9784167326012
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ジャンル

折伏鬼 (文春文庫 326-1) / 感想・レビュー

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Take@磨穿鉄靴

志茂田景樹氏。初。創価学会がモデルらしい。内部勢力の移り変わりを主人公の目を通して説明をしているような構成。創価学会についてあまり知識のない私にはあまりピンとくるものはなく文字を追いかけるだけだった。タイトルの読み方も「せっぷくき」だと思っていて最後に正しい読みを知る。ズボンのシワで学会員と推定したりするあたりは興味深った。★★★☆☆

2024/10/05

きのやん

84.1.25の初版本を読了(親本は80.10発行)。受賞時点では脱会していたが、志茂田景樹は創価学会員唯一の直木賞作家らしい。収録3作のテーマは創価学会と二代三代の会長批判。2作は78年3月と80年10月に文藝春秋の雑誌に、1作は単行本描き下ろしで発表している。当時の文藝春秋の雑誌は、創価学会・池田会長批判に血道をあげていた。依頼を受けて書いたのか、自ら名乗りをあげたのか。志茂田が直木賞を受賞したのは80年上期、単行本の出版時期と附合しているのが興味深い。「受賞第1作」になるのかもしれない。

2023/12/11

Y-20

2004/01/23

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