アメリカ性革命報告 (文春文庫 た 5-1)
アメリカ性革命報告 (文春文庫 た 5-1) / 感想・レビュー
まさきち
70年代におけるアメリカの性に関するかいほうん流れの報告。ゴシップ的な文献からの引用も多く楽しめたが、自分が抱いていた性に開放的なイメージとは裏腹に、それ以前はかつての日本以上に抑圧されていたことにびっくり。でもそんな状態だったからこそ今のようにはっちゃけてしまったのかなと勝手に納得した一冊でした。
2019/06/05
GAKU
1960年代〜1970年代米国で急激に行われた性解放。その後の70年代後半の頃の立花隆氏による、米国の性事情レポート。冒頭の性に関する色々なアンケート結果では、性解放と言いながら結構男女とも保守的じゃない?との印象。だが読み進めて行くに従い、興味深い色々なレポートが。ここに載っているような事がどの程度の人達の間で行われていたのかは分からないが、純情な私はただただ赤面するばかりでした。「スカル・ファッキング」と「アナル・ファッキング」が頭から離れないよ〜!
2017/04/21
鬼灯の金魚草
さすがの立花さん色んな角度から性に関しての報告で驚く事ばかりの濃い一冊でした。フィスト・ファッキングとは聞いた事有る程度だったけどこんなに奥深いとは。それよりすごいスカルだって!んでアメリカの憲法において女性が「法の前の平等」が無いなんて‼︎だからフェミニストやリブが盛んなのね〜不思議な国だこと。
2017/06/22
よしひろ
アメリカの性に対する意識を様々な角度から読めといていく。人間の性的欲求はとどまることを知らず、様々な性行為、性的遊戯に及び、グロテスクな性質を帯びてくるものもある。それは、性犯罪に発展する場合もある。これらの分野に興味を持つ必要があるのは、同性愛を許容する社会の姿勢に対応するためだ。家族形態も変化が予想される。性的欲求は人間と切り離せないものであり、政治家でさえ驚きの性行動を示す。立花氏の詳細な報告は瞠目に値する。
2015/08/07
Mika
変態たちのオンパレード!いや~凄い話だった(@_@。 個人的には宗教的理由による同性愛者の排除など、一律に人権だけ主張できない事情など、興味深く読めました。
2017/06/29
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