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あのころ、こんな暮らしがあった 昭和恋々 (文春文庫 や 11-15)

あのころ、こんな暮らしがあった 昭和恋々 (文春文庫 や 11-15)

あのころ、こんな暮らしがあった 昭和恋々 (文春文庫 や 11-15)

作家
山本夏彦
久世光彦
出版社
文藝春秋
発売日
2002-06-07
ISBN
9784167352158
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あのころ、こんな暮らしがあった 昭和恋々 (文春文庫 や 11-15) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

平成生まれの私は昭和を間接的にしか知りえないけれど、なんとなく懐かしい気がするのはどうしてでしょうね。

2014/10/12

sasha

大正4年生まれの夏彦翁、昭和10年生まれの久世光彦氏の共著だから、昭和後半以降の私にはすべてが懐かしいわけではない。それでも「ああ、あったなぁ」と思う暮らしの風景が結構あった。平成10年でも戦前の面影を留めている場所があったそうだが、今ではどうなっていることやら。耐震基準やらなにやらがあるんだろうが、日本は歴史のある建築物を残すのが下手だよな。

2018/10/10

skellig@topsy-turvy

山本夏彦翁と久世光彦氏がタッグを組み、60点以上の昭和を偲ばせる写真にエッセイを付したもの。平成生まれでもじんわり腹の底にわく、帰ってこない何かへの気持ちを少し共有できたような。巻末の対談では、日本語や現代音楽へのお二人らしいコメントが読めて楽しい。

2013/05/01

さらば火野正平・寺

今は亡きこの二人が、昭和(特に戦前)を写真と共に恋うる本。二人共東京人なので、戦前の東京の話題が多い。夏彦翁の文はいつものお決まりの内容だが、それがまた懐かしい。久世さんの文は短か過ぎる。エッセイの枕の部分だけで終わる感じだが、これは写真が主役だからだろう。私は昭和40年代後半生まれだが、懐かしく感じるものが多かった。私が田舎の出身だから、身の回りに年寄りや沢山の戦前があったからだろう。センチメンタルな気分を味わえた。

2012/05/16

Haruka Fukuhara

前書きに惹かれて借りてきた。共著というのは前にも思ったけどどちらが責任を持って書いてるのかわからず気にかかる。でもこの本では前みたいなもやもやがなかったのは人・文章の性質の違いによるのものか。ちょっとしたところでピリリと光る一文があって引き締まる。巻末の対談も面白かった。

2017/02/24

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