海は甦える 第1部 (文春文庫 366-2)
海は甦える 第1部 (文春文庫 366-2) / 感想・レビュー
うえ
「シュミットの『陸と海』は江藤氏のこの作品の根底にあるものを照射するのに、きわめて有効な理論を提出しているように思われる。シュミットによれば、陸地の分割によってしか世界を考えることのできなかった古典的な世界像にたいして、近世のイギリスに画期的な空間革命がおこり、「土地がもっぱら海の側から見られ」るようになったという。かつて軍艦を動く要塞とみたのは、要塞という陸地のものを基準に世界をみていたためであるが、まったく新しい海からだけの視点からみると、事態は逆になり、大陸とは…背後地域のある沿岸に過ぎないという」
2016/10/17
タイガー@津軽衆
通算65冊目、12月1冊目読了。いよいよ最終月になりましたが、最近めっきり読書が減っており、昨年よりもかなり少ない読了となりそうです。来年は最低でも100冊は行きたいところです。ということで、江藤淳の『海は甦える』始めました。西郷どんの時代背景に少しかぶっているので大変読みやすく、勉強になりました。小説というよりは歴史資料書の側面があります。
2018/12/07
Book Lover Mr.Garakuta
図書館本:速読。読了。感想は第五部で。
2018/12/09
光
二部を読むか迷い中…
2019/02/06
kitakama633
明治の海軍大臣、首相を歴任した海軍軍人山本権兵衛の半生を描いた歴史小説。絶版らしいが鎌倉の古本屋で文庫版を5巻セット500円で購入!全5巻、第1部は日清戦争開戦まで。
2012/05/05
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