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寒雷のように (文春文庫 た 8-4)

寒雷のように (文春文庫 た 8-4)

寒雷のように (文春文庫 た 8-4)

作家
高樹のぶ子
出版社
文藝春秋
発売日
1991-05-01
ISBN
9784167373047
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寒雷のように (文春文庫 た 8-4) / 感想・レビュー

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S.Mori

こんな短篇集を読むと、やっぱり純文学は良いなあと思います。読んでいて決して楽しくなるようなことが書いてあるわけではありません。どちらかと言うと暗い内容なのですが、人間の生の重みがしっかりと伝わってきます。それを噛みしめることで生きるための糧を得られます。表題作は主人公の家に昔母が恋心を抱いた男性が訪ねてくる話です。彼は韓国人であり、日本との文化的な違いを自覚しています。男女の恋、戦争、親子の葛藤、時間の経過といったさまざま要素が盛り込まれた厚みのある小説です。→

2020/02/27

キムチ

筆者の年齢からいって、「自叙伝」的な雰囲気の内容、もしくは周囲の伝え聞き?純文学の香りぷんぷんで、40年前の昭和文学の香り。今読むと、私の感覚からか?内容を咀嚼しきれない。言葉を弄しすぎて、持て余す。

2012/08/15

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