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妖盗S79号 (文春文庫 あ 13-4)

妖盗S79号 (文春文庫 あ 13-4)

妖盗S79号 (文春文庫 あ 13-4)

作家
泡坂妻夫
出版社
文藝春秋
発売日
1990-06-01
ISBN
9784167378042
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妖盗S79号 (文春文庫 あ 13-4) / 感想・レビュー

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Urmnaf

謎の怪盗S79号とそれを追う専従捜査班の刑事、東郷と二宮との対決がコミカルに描かれる。常にしてやられる東郷は、ルパンにおける銭形のよう。衆人環視の中での盗みの手口はさすが奇術師のやり口。そこにちょいちょい触れられる、殺人鬼・切岡孝保の話題はいつもの泡坂ユニバースと思いきや。さすがに昭和の作品だけあって、出てくる習俗に時代を感じるが、最終回のオチもまたバブル期の香りが。昔々読んだ本の再読だけど、この著者の作品の中でもお気に入り度の高い本。

2023/02/19

shiaruvy

△本棚捜索後詳細記入 大学時代に単行本読んで感心した作品。何回か引っ越ししたときに失くしてしまったので,保存用として文庫版購入。

2017/12/29

kokada_jnet

あまりに凝りすぎた不自然で人工的な世界観で、これは読むのが苦しい。 作者の「おもちゃ箱」なのだろうが、そのおもちゃを当方が楽しめない。

2015/07/20

みなみ

怪盗S79号が様々な場所から物を盗み出す連作12話の短編集。怪盗よりも警察側の東郷警部や二宮巡査部長が振り回されている姿が印象的。S79号の正体や動機が意外だったが、伏線もあるので、しっかり読んでいれば気付けるのかな。

2017/09/12

Tetchy

最初の2編「ルビーは火」及び「生きていた化石」は不可能趣味に溢れていたのだが、それ以降はなんか大味だったなぁ…。結局、切岡の正体も驚きに値しなかったし…。

2009/01/31

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