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鳥居の赤兵衛 (文春文庫 あ 13-13)

鳥居の赤兵衛 (文春文庫 あ 13-13)

鳥居の赤兵衛 (文春文庫 あ 13-13)

作家
泡坂妻夫
出版社
文藝春秋
発売日
2007-08-03
ISBN
9784167378134
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鳥居の赤兵衛 (文春文庫 あ 13-13) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。紋が絡む話が多いのは、時代背景ならではでしょうね。江戸時代の時代考証も見事で生き生きと辰親分がその手捌きを見せてくれます。捕物帳ではなく、「捕者帳」としている遊び心も気に入りました。

2020/12/09

あかぽち

宝引の辰親分が江戸で起きる事件を解決していく短編集。銭で作られた独楽の意外な価値が分かる「優曇華の銭」や騙しあいが楽しい「黒田狐」など、時代背景も詳しく描かれているので、すんなり物語に入れた。泡坂さん、はじめて読んだけれど良いですねぇ。他の作品も読みたい。

2017/12/29

真理そら

『優曇華の銭』が好きだ。銭にまつわる知識を学べてお得感がある上に、仇討ちのために他の運(高価な古銭)に目を向けないという潔さも好きだ。深刻すぎない捕物話が多いので寝る前に一編ずつ読んでほっこりしている。

2018/01/08

しんこい

紋が絡む話が多いのは、作者の本職もあるでしょうが、江戸時代という背景あればこそか。表題作の兄妹のふるまいとか、時代環境あっての設定も見事。語り手が毎回変わるのは、私には合わなかった。

2016/06/26

ケイスケ

紋に関する話が多くてニヤッとさせられた。好調。お景の将来を見てみたい。

2016/07/01

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