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新今昔物語 (文春文庫)

新今昔物語 (文春文庫)

新今昔物語 (文春文庫)

作家
菊池寛
出版社
文藝春秋
発売日
1988-10-01
ISBN
9784167410032
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新今昔物語 (文春文庫) / 感想・レビュー

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kawa

「好色政道」のみ朗読で。学問が苦手な坊さんが、お色気に釣られて学を成し遂げるニヤっと笑えるストーリー。小朝師匠の落語ネタにも採用された由。(spotify/ 「朗読のアナ 寺島尚正」にて/26分)

2022/10/30

kawa

「狐を斬る」のみ。spotify/ 「朗読のアナ 寺島尚正」にて(31分)。情を交えた女の不義。己の対面と女に対する優しさを絶妙にさばく大人の智慧が勉強になります。本書収録の「好色政道」は、2022.10.30spotifyで読了済み。

2023/08/20

S.Mori

日本の古典をもとにした短編集。格調高い表現が使われ、登場人物の描写が巧みです。そして何よりも物語として面白いものばかりです。例えば「弁財天の使」は結末のオチが強烈でした。天女が自分の家の池に移ってくると言われて、主人はほくほくするのですが……。一番好きな短編は「三人法師」です。偶然ひとつ屋根の下に住むようになった出家人たちが、ある夜に自分たちのこれまでの人生を語り始めます。その結果分かったのは、3人が数奇な運命の元に、結び付けられていた事でした。許すことの意義をもう一度考えたくなる作品です。

2019/09/24

タケ

菊池寛の読みやすい短編集。 六宮姫君→北村薫のシリーズがあったなーと。芥川の方が有名だけど、菊池も書いていたんだ…。 馬上美人→もっとすごいオチがあるかと思った 心形問答→因果応報の話かと思ったら違った 三人法師→最初の贖罪があった時からオチは見えた 竜→みんな幸せでよかった 伊勢・大雀天皇/ 学者夫婦→途中から夫婦の行く末が見えていた 狐を斬る→左司馬がいい夫だった 弁財天の使→いい話かと思ったら全然いい話じゃなかった…信心は救われない 偸盗伝/ 奉行と人相学→大岡越前の話 好色成道→偉大なお坊さん

2019/11/03

Sumiyuki

向田邦子が菊池寛をエッセイで取り上げていた。両者が好きな自分には堪らない一篇から、本書を読む。『六宮姫君』『心形問答』『三人法師』『狐を斬る』『奉行と人相学』『好色成道』

2018/05/15

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