死語読本 (文春文庫 し 13-3)
死語読本 (文春文庫 し 13-3) / 感想・レビュー
邪馬台国
消えていった言葉たちを著者が一つづつ拾い上げて、解説つきで紹介。辞書でどう扱われているか(そもそも載っているのか)、由来はどこなのかまで掘り下げてあるので表面的に馴染みのない語彙に触れるだけでなく、言葉を通じて近現代の風俗が浮かび上がってくるのが面白いです。現代も生きている(復活した)言葉も結構あったり。
2017/01/21
Gen Kato
職業野球、外遊、ブルー・フィルム、細君、洋モク、探偵小説、夜汽車… 味のある「近代語」という気がします。「鍋奉行」「大掃除」や「乳母車」「大銀杏」は個人的には「生きた」ことばですが。
2015/09/09
砥石
たびたび出現する「美しい日本語」それらとの出会いを求める人間が文中で紹介されるが、この本を読めばその気持ちもわかるというものだ。本当に美しい言葉が、ここにはある。
2014/03/21
のんき
1998.6.10 第1刷
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