日本国の研究 (文春文庫 い 17-8)
日本国の研究 (文春文庫 い 17-8) / 感想・レビュー
背番号10@せばてん。
【1996_文藝春秋読者賞】1999年3月28日読了。自分は副知事就任以前からの猪瀬氏の言論を100%支持する人間ではありませんが、この書は(公益法人を1面からしか切り取っていないという弱点はあるものの)経済音痴の自分にも理解できる、良書であった気がします。
1999/03/28
さっと
補助金、ファミリー企業、天下り・・自分とは縁遠い世界の話かと思いきや、いたるところに税金が投入されているもんで、あなたがた国民がちゃんと関心もたないといけませんよと叱られた気分。しかし、本当に自分の国で起きていることなのか、いまいち現実感がわかないなぁ。
2017/09/18
wei xian tiang
行政改革の必要性を訴え,世論を動かした記念碑的な一冊。今改めて読むと,著者の取材力だけではなく,文章にセンスを感じる。世に影響を与えたのは事実の醜悪さだけではなく,この表現力もあってのことだろう。官から民へ,小さな政府,それは正しいが,自治体の広報紙等読むと役所の要らん事業は逆に年々増えている。結婚相談所,ペットの飼い方教室,タブレット教育…。それ税金でやらないといけないことか?また役所の窓口にはアパートの隣室騒音からカップルの浮気まで雑多な苦情が持ち込まれるらしい。そうした官依存体質も問題。
2019/02/03
すいへい
大学時代か新社会人時代に読了。官僚に立腹してしまう
ばなな
1999年に書かれた本だが、13年経過しても何か日本って変わったのかって思う。色々な事業団、法人が増え何をしているのか解らない?それに国民の税金がつぎ込まれる。JAFも警察関連の天下り・・自賠責保険、車検、全てが金欲しさ?丁度、選挙も始まっている。是非、読んで欲しい一冊である。
2012/12/11
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