あの世の話 (文春文庫 さ 18-5)
あの世の話 (文春文庫 さ 18-5) / 感想・レビュー
夜間飛行
本書には二系統の言葉がある。一つは佐藤さんを悩ませた霊現象の話や、江原さんが幼少から出遭った霊に纏わる体験談。もう一つは江原さんが守護霊から聴き、自らも研究したという死後の世界の話である。この二つのうち、お二人の体験談の方は興味深く拝読した。思ったのは、自分がそういう体験をしたことがないからといって、人の体験を否定はできないということ。一方、あの世の話は私の未来に関わる言葉であり、これは受け取る側が生きてきた体験と照らし合わせながら自分の中に積み重ねていくしかない。あの世の話はとりあえず受け取っておいた。
2020/12/06
mocha
佐藤愛子さんの霊体験とその後の人生哲学に興味があったので手に取ってみた。江原啓之さんとの心霊問答集だが、物足りない。江原さんの前半生の苦労と、江原さんの守護霊にすらわからないことがあるということがわかったくらい。辛口に言えば1冊の本にするには内容が薄い。2001年刊行。あの頃なら売れる本だったんだろうな。
2018/08/26
けやき
佐藤愛子さんと江原啓之さんの対談集。霊や死後の世界について。面白かったです。
2016/10/08
鈴
急に江原さんの本を読みたくなったので。佐藤愛子さんと江原啓之さんの対談。ヤラセ疑惑?で出てこなくなった江原さんですが、私は好き。個人的にタイムリーな内容もあり、今の自分の置かれている立場を見失わないようにしようと思った。佐藤さんの北海道での心霊体験は、以前 三輪さんがテレビで語っていたのを聞いた気がする。
2013/08/26
ほのぼの
佐藤愛子さんのエッセイは好きだけど、江原さんとの接点があるように思わなかったのでビックリ。意外とスピリチュアル系の方だったのか。江原さんは最近お見掛けしませんが『テレビに出てる霊能者自体があまりよくない人たち』って、どの口が言う~。霊能者として生まれ、苦労も多かったそうだが、小学生の時は他の生徒のオーラが大きすぎて黒板が見えなかったというエピソードには申し訳ないけどお茶吹いた。まあ、信じるも信じないもあなた次第です、ってことで。
2023/08/27
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