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冥途のお客 (文春文庫 さ 18-13)

冥途のお客 (文春文庫 さ 18-13)

冥途のお客 (文春文庫 さ 18-13)

作家
佐藤愛子
出版社
文藝春秋
発売日
2007-09-04
ISBN
9784167450137
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冥途のお客 (文春文庫 さ 18-13) / 感想・レビュー

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夜間飛行

《すべてハッキリしたことが好きな》著者は、音を立てたり後ろ姿だけ見せる霊に腹を立てる一方、誰もいない所では後ろ姿にさえなれない霊に同情する。生者にも死者にも悲哀を感じるのが人間…なのだが、その優しさにつけ込む霊もいる。著者が霊に対して怒りと哀れを交互に催す気持がよくわかった。戦国の世から戦を続けている霊もいれば、人に憑く厄介な霊もいる。生者と死者の間に何の拠り所もなければ、ただ野蛮なだけだ。やはり宗教やそれに類する教えが必要なのではないか。ところで著者の記憶にある父の特徴を言い当てた相曽・江原両氏は凄い。

2020/12/03

パフちゃん@かのん変更

愛子さんは好きだが、心霊物は怖すぎる。亡くなった遠藤周作氏などとの交流は・・・なかなか信じがたいが、そういうのわかる人は分かるのか。

2021/08/24

はっぱ

佐藤愛子さんの霊体験は、本当なのか?・・心優しい人は、無闇に知らない社などで、手を合わせない方が、良いとの事。そうかも知れない。無事無難に暮らすには、心を冷たくしておく事も必要らしい。「魂の波動を高めること」「”自分の魂”のあり方が大切」「死はすべての終りではない。無ではない。肉体は滅びても魂は永遠に存在する」

2018/07/11

うさっち

著者のスピリチュアル体験を綴ったエッセイ?文字が大きく読みやすかった。怖い話なのに笑ってしまうけど、もし自分の耳元でささやかれたり、姿が見えたらと思うとキツい…。

2017/11/08

chatnoir

著者の心霊体験や能力者として登場する方々のお言葉にへぇ、ホォと楽しく読んだ。最終的には波動が低いとイカンのよ~!って本。狐さんが修行するのは茜稲荷という話、心霊団地の顛末が面白かった。S氏は下さんかな?父母や祖父母、ペットとかしか感じ取れないと言われたのは宜保さんかな??ここに登場する三輪さんと江原さんは凄すぎる。色々解る人はいるのかなぁ。私の知らない世界です。

2019/07/23

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