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逃亡者 (文春文庫 お 26-12)

逃亡者 (文春文庫 お 26-12)

逃亡者 (文春文庫 お 26-12)

作家
折原一
出版社
文藝春秋
発売日
2012-02-10
ISBN
9784167451134
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逃亡者 (文春文庫 お 26-12) / 感想・レビュー

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加賀恭一郎

殺人を犯した女性が時効まで逃げ切れるかが焦点となります。単調な展開で、これではさすがの折原さんも得意のどんでん返しを仕掛けるのは無理やろと思ましたが、全てひっくり返されましたね(笑)来るとわかってて見破れないのがこの作者の真骨頂。

2016/02/22

coco夏ko10角

殺人で逮捕されたがなんとか脱走、時効は15年…。友竹智恵子の逃亡劇が読んでてとても面白かった。もちろんミステリーもあって色々明らかになったり。今まで読んだ著作の中でも満足度高。

2017/03/06

James Hayashi

時効までの15年を逃げ切れるのか。実話を基にした小説(福田和子)。休みなく続く緊迫感。警察とのニアミス。逃亡劇とは無関係の人物の怪しさ。600ページ弱をあっというまに読ます迫力。なかなか面白かったが、なんとも力づくの終わり方。スッキリせずうやむや感が残った。しかし再読したいので蔵書入り。

2019/09/28

かつやん

著者の本は何冊か読んだけど,いつも「そう来るんか!」と叫びたくなる。毎回上手く練り上げてられてる。 毎回本筋と違う物語が入ってきて?どう繋がるのかと期待して読者を楽しませてくれるのです。 この本の主人公には、逃げ切って欲しいと思いながら読んでました。ただ単にそこが醍醐味です!! 読んでいくうちに、だんだんそうなります笑笑 長いからかもしれないけど、でも苦じゃないんです。そこもこの著者の良い所。 著者は、本の醍醐味を味あわせてくれる物を提供してくれます。お粗末な感想で失礼!ネタバレはダメな本なので。

2019/08/03

逃亡劇って何故こんなに面白いんだろう。人と関わらずに生活することは難しく、それゆえ、はからずも逃亡を助けてしまうのは人の優しさだ。殺人事件の時効が撤廃された今では成り立たない話になってしまった。折原一さん、初読みでした。この一連の殺人に対して、ちょっと動機が弱いのが気になるけれど、読み応えのある一冊でした。

2016/05/24

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