追悼者 (文春文庫 お 26-13)
追悼者 (文春文庫 お 26-13) / 感想・レビュー
たらこ
東電OL殺人事件を題材にしてあるという事で手に取ってみました。事件からはかなりかけ離れた物になってしまってましたが、騙され騙され…犯人がわかった時の爽快感至りました。復讐心に燃える人間の怖さを見た。
2015/05/24
加賀恭一郎
犯人当ての小説は、意外な人物を予想しとけばだいたい当たるがこれは。。またも折原さんの術中にはまりました。〜者シリーズもあと2作。個人的には遭難者以外は満足しております。
2016/02/26
yumiko
「東電OL事件」を題材に、著者の大胆な発想が加えられた長編ミステリー。主人公であるライターが初っ端から脇が甘くてダメダメなのが気になるも、これが伏線か?と思いながら読み進める。次から次への情報に翻弄され、頭の隅に追いやられていた途中途中の違和感が繋がり、最後にドカンとぶっ放される真相は、驚きの一言。「騙りの魔術師」との呼称に納得のラストだった。でも正直なところ、驚愕の結末!的な推理物を求める人向きなのでは。人の気持ちってこんな風に動くかなあと感じてしまった私は、もう少しパズル要素のない推理物が好き。
2015/06/04
tengen
キャリアウーマン、そして娼婦。 二つの顔を持つ丸の内OLの大河内奈美が殺害された。 彼女の死を探索するライターの篠尾時彦。 ノンフィクションの取材を続け事件の真相に迫る。 ☆彡 こんなに長くする必要あったのかな…
2020/11/30
すたこ
★★★構成は面白いんだけど、ちょっと長すぎた…。途中で飽きてしまって、何度もリタイアを考えた。結末も予想とは違ったものの驚きもあまりなく、少し残念。でも、ゾワゾワっとしたラストは、次々と色んなことが暴かれ衝撃だった。恐怖!
2018/09/15
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