十津川警部 赤と青の幻想 (文春文庫 に 3-22)
十津川警部 赤と青の幻想 (文春文庫 に 3-22) / 感想・レビュー
あつひめ
山形が舞台。一度山形へ行ってみようじゃないか。一度〇〇へ…どの事件でも言いそうな十津川警部の人となりを思った。山形は祖父母宅があるので地名や地形を思い浮かべサクランボの実る景色が懐かしくなった。地域性の遺伝子がまれに表面化する場合もあるというが、サクランボの赤と瞳の青を掛けて小説を生み出す西村さんにまたまた脱帽。サクランボ農家が莫大な財産を持っている設定は驚きだけど。他の読者と同じくサクランボが食べたくなった。次の事件は何を読もう、一人十津川警部祭りをしている2024年。
2024/01/21
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
「勝手に列車祭」第284弾。。。文庫コレクション557 冊目。。。2001年11月10日 初版。。。我が中興の先生お得意の復讐劇であった。殺人は悪いとはいえ底流に個体差が激しく虐めの対象になるであろうと思われるという悲しさが流れている。犯人側が復讐者の近しいものを殺して警告するなど、ちょっと変わったところもあるが、登場人物がポンポン殺されていくところは変わらなかった。ダム建設や人種問題、村と余所者の関係など割と社会的的問題を詰め込んだ作品であった。
2021/02/04
さけフレーク
東北に青い目の人が存在する、というのは気になる。 小説を書くときに使えるだろうか。
2014/08/19
シーラ
みちのくには青い瞳の日本人がいる。それが一番のミステリ。
2010/11/07
けいちか
十津川警部シリーズがたくさんあるのは知ってるけど、あんまりこの作品だけを読んでも、彼のことは分からない。シリーズ物の場合、もちろん第一作から読むのが良いに決まっているのだが、そうでなく、途中から読んだ場合でも、ある程度人間関係とか、主人公に関して分かるようにしてもらいたいものです。それに、ミステリーの解決が、かなりいい加減です。強引過ぎ。終わり方も尻切れトンボだったかも。かなり不満が残る作品。
2006/11/04
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