KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

短篇集 少々官能的に (文春文庫 は 3-10)

短篇集 少々官能的に (文春文庫 は 3-10)

短篇集 少々官能的に (文春文庫 は 3-10)

作家
林真理子
出版社
文藝春秋
発売日
1991-12-10
ISBN
9784167476106
amazonで購入する

短篇集 少々官能的に (文春文庫 は 3-10) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

aki

ちょっとエッチで、ちょっと生々しくて、でも面白かった。短編なのがいい

2018/07/09

MIKETOM

【少々官能的に】官能小説というのは品がないと単なるエロ本。この作品はどうだろうな。全六編のうち五編はとりあえずエロシーンはある。でもま、それが作品の主題に絡んでいるかというと必ずしもそうではない。まあ、スパイス程度ってことかな。官能部分を切り離して作品として評価すると、エグかったりロコツな本音丸出しなど相変わらずの林節が利いている。林作品を読むのはこれがあるからだと言っても過言ではないほど。『白いねぎ』は笑ってしまった。この俺様ジャイアン男がラストでおマヌケになる。ざま~見ろって感じ。→

2023/11/04

及川まゆみ

うーん……あんまりこれは……私には合わなかったかな。林真理子さんはエッセイはあんまり外れがないんだけど、小説は昔から私にはイマイチで。「白蓮れんれん」は伝記小説なのであらかじめどんな内容がわかっていたので、先日読んだら面白かったんですが。まるごとフィクションとなると……そんなに引き寄せられるものがないんですよね。すみません。

2014/04/13

なーちゃま

Oh...となるエピソード満載。あまり好きではないタイプの官能系描写だった。しかし最後の私小説の迫力は凄い。自分の心の中に広がった黒い靄を言葉にすることに関して小説家の右に出るものはいない…。

2024/09/22

tnyak

サブタイトルが「少々官能的に」。たしかに官能的な作品でしたが、林さんらしいビターな味わい、或いは嫌な視点というのが影を潜めていて、残念な気がします。行動も、頭の中も純潔な女性はいないのでしょうが、赤裸々に情事を思い起こしたりする描写が多い作品は、私は苦手です。

2017/08/24

感想・レビューをもっと見る