別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫 む 4-1)
別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫 む 4-1) / 感想・レビュー
みなみ
大学卒業後に就職し、転職を繰り返して「本の雑誌社」に入り、「群ようこ」としてデビューするまでを綴ったエッセイ。広告代理店や編集の仕事では、激務やセクハラに悩まされていて、それでもメンタル的には丈夫なのがさすが。上司に恵まれない日々が紹介されていて、今の世の中が昔とくらべてかなり平和的なのだと痛感。
2024/02/26
むーむーさん
再読。電子本。再読といっても20年ぶりくらいだから面白く読めた。既に死語の「ハウスマヌカン」が登場する以前の時代の話なんだなと。
2016/10/10
ヨータン
面白かったです。群さん、今でいうブラック企業ばかり渡り歩いてきたんですね。群さんが最初に就職した広告代理店のブラック具合が、今の私の状況と似ていて共感しまくり。でも昭和の時代に若い女子が深夜まで仕事なんて、そんな会社もあったんですね。椎名さんのところで働いていた時の学生助っ人へのイライラぶりもよくわかるな〜。
2016/10/16
ソラ
内容(「BOOK」データベースより) 求人広告で見つけた代官山の広告代理店、カッコいいお勤めと思ったのに残業時間はものすごく上司ときたらいやらしい。転職重ねて6回目、遂に落着いた先が椎名誠、目黒考二、沢野ひとしの本の雑誌社。苦情電話と台帳相手に留守番ひと筋のイライラを原稿用紙にぶつけて解消するうちに、いつの間にやらエッセイストになりました。
2010/04/21
読み人知らず
いろいろあって、今の群さんになったんですね。沢野がひどいです。
2013/01/13
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