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AV女優 2 (文春文庫 な 38-2)

AV女優 2 (文春文庫 な 38-2)

AV女優 2 (文春文庫 な 38-2)

作家
永沢光雄
出版社
文藝春秋
発売日
2002-07-01
ISBN
9784167493035
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AV女優 2 (文春文庫 な 38-2) / 感想・レビュー

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Koning

元々はアダルトビデオ雑誌に連載されていたAV女優へのインタビュー記事をまとめた物の2巻目。図書館の都合で2からになった。簡単に言えば人生色々ということで、過酷すぎるだろという人から人生舐め過ぎてるだろって人まで幅は広い。90年代後半の雑誌記事分なので、ここに登場する何人が現在生きているのだろうか?というちょっと怖いことも考えたりする.雑誌編集長の女優になる子は何かそういう切っ掛けになる物があるという判りやすいステレオタイプもそういう雑誌ならではなのだろうなぁ。さくっと読めるけれど、どんよりしちゃう本。

2013/07/13

Nobu A

立花隆推薦本「AV女優」の読後感が思わしくなかったにも拘らず、続編を読んだ自分が恨めしい。正直、著者は物書きとしての矜持はないのか。異業種のインタビュー本は社会を知る上で貴重。暴力団や風俗嬢と言うタイトルの本の頁を捲り、当事者が何を考え、筆者がどのように社会問題として捉え、何を提唱するか興味深く読んできた。インタビュアーは客観性を保ちながら巧みに引き出す役割があり、酒を飲みながらなんて言語道断。交際相手の少年の心理描写等、発行部数を上げたいのか、脚色も散見。「学力を(→に)鑑みれば」(p. 21)は誤謬。

2021/10/31

pochi

21年ぶりの再読。前作が絶賛された後の出版で、すぐに購入したことを覚えています。陰惨な話よりより女性の内面を探ろうとしていたのかな。AV女優へのインタビューは数多くあるけど、目指すものはこの作品に集約されるんじゃないかと思う。女性の身の上話や考えを知り、同情したり考えさせられたり娯楽として消費したり。これを読み終えた頃が自分にとってもようやく大人になってしまったんだと受け入れられる年齢だったのかな。書を通しての思い出って確かにあるのだな。

2020/08/16

sansirou

何かで、この本はすごいインタビュー本だ!と絶賛していたので、読んでみた。何がそこまですごいのかはわからなかった。ただ、古い本なので、今のAV女優とはずいぶん感覚が違っているのかもしれないと思いつつ読んだ。結構えぐい内容もあったけどね。

2023/12/13

たま

コンセプトが似ているので、どうしても名前の無い女達とどうしても比べてしまう。実際にあちらで名前の挙がった女優さんの話もあった。だが、AV女優の方が話に重さがなく、軽く読めた気がする。

2014/04/02

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