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夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12)

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12)

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12)

作家
村上春樹
出版社
文藝春秋
発売日
2012-09-04
ISBN
9784167502126
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夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12) / 感想・レビュー

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ムッネニーク

68冊目『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011』(村上春樹 著、2012年9月、文藝春秋) 著者が1997年から2011年までの間に受けたインタビュー19本が収録。米・台・中・仏・露など、日本のみならず世界中のメディアによるインタビューが収録されており、いかに著者が世界的な作家なのかがよくわかる。 この15年間で村上作品のスタイルがいかに大きく変化したのか、なぜそのような変化が起きたのかを読み解く鍵となる一冊。 「僕は理想主義者で楽観的で、愛を信じてはいますが」

2023/07/06

ハイク

村上春樹が出版した小説についての質問に答えた質疑応答集である。本の作り方、狙い、書き方等や今後の進め方等各小説について深く掘り下げて質問している。書く当たって筋書きは全くないという。全く無の状態にして頭に描いた世界を文章にしていく。その為には十分に休養を取り英気を養い、集中することが必要である。従って長編小説はある程度間隔が開く。書き始めると書く方向が思いつく。そうするには集中し持続させる。結果かなりの体力が必要なので、常日頃トレーニングして体を鍛える等と語っている。やはり並みの人ではない。

2017/03/11

らったった

随分と長い時間が経ちました。ずっと読むことから遠ざかっていて、これじゃダメだと思い一息に読み終えました。186頁に著者が語ったことが、ものすごく心に響いたのでここに記したいと思います(^^)新刊、図書館で予約したのですが、もう既に何十人の方が予約されていました。自分に回ってくるのは、いつになるのかなぁ(笑)近々、フルマラソンがあります。間違いなく著者から受けた影響は大きいです。

2017/03/16

やきいも

村上春樹のインタビュー集。自分の作品に関してかなり多くを語っています。あまり多くを語らない人というイメージがあったので少し意外でした。村上春樹が好きな人には興味深い内容になっていると思います。

2016/01/11

ユメ

恥ずかしながら『ノルウェイの森』を読んで苦手意識を感じて以来、村上春樹を敬遠してきた。しかし、改めて彼の文章を読んでみたいという思いもどこかにあり、まず小説以外のものを、と本作を選んだ。彼の作品をほとんど知らないのに、創作について語った言葉を読むのは奇妙なことかもしれないが、感覚的で面白い体験だった。書くという行為への希求を刺激される。水をぐんぐん飲むようにして、今この感想を書いている。彼は、人間が暗闇を抱えていることを前提とした上で、理想主義者であり、物語と愛の力を信じている。そこにシンパシーを抱いた。

2015/03/19

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