クレムリンの枢機卿 下 (文春文庫 ク 2-8)
クレムリンの枢機卿 下 (文春文庫 ク 2-8) / 感想・レビュー
ヤーマ
トムクランシーの中でも特に好きな作品。ソ連とアメリカのスパイ合戦。裏切り裏切られの攻防戦と幾重にも廻らされたスパイ網の綻びからくるスリル。面白い。
2020/11/26
どら母 学校図書館を考える
記入漏れ
2020/02/10
コージ
上巻の出来事や伏線が下巻で全て収束される当たりは流石はクランシー。ソビエト共産党の指導者達の権力争い。米ソ、CIAとKGBの諜報活動。米ソのレーザー兵器開発。米ソの真剣な核軍縮交渉。アフガンのムジャヒディン。この小説には本当の意味での「悪役」は存在しない。米ソ共に自分の使命を果たす為に真剣だった。カーディナルを救出する作戦はKGB議長も巻き込んで。ライアンだけが落っこちて、後にGRU長官、しのぎを削る戦友のKGBの大佐ゴロフコに捕まる。米ソ冷戦時代の諜報の世界を堪能させて貰った。
2019/07/31
かずお
★★★★☆
2017/09/18
しょうご
下巻もいろんな出来事が多重走行する。ジャック・ライアンも重要な役割を果たすのであるが、準主役級の扱いか。スパイというのは映画で見るような、007擬きに格好よくもなく、強くもなく、女性にモテモテでもないのである。アメリカVSソビエトの風土・文化の違いを如実に感じさせもくれる。しかしながら、何はともかく争いのない世界を、平和ボケした日本人に気迫感は希薄だが、人類が皆、平和であってほしい。
2017/08/24
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