アメリカン・タブロイド 上 (文春文庫 エ 4-7)
アメリカン・タブロイド 上 (文春文庫 エ 4-7) / 感想・レビュー
ずっきん
他作品の解説で引用されていた『アンダーワールドUSA』からのたった二行のモノローグ。わたしの胸を撃ち抜いたそれへ辿り着くためだけに、挫折を繰り返したエルロイ四度目の挑戦である。あれー?読みやすい! そして面白い!!! 下巻へ。
2021/02/17
Richard Thornburg
感想:★★★★ シリーズ第1弾上巻。 「アメリカが清らかだったことはかつて一度もない。」からスタートするこのストーリーは1958年~1960年のアメリカが舞台で、大統領はアイクで副大統領はニクソン・・・そんな時代です。 表社会の顔としては、ハワード・ヒューズ、JFK、エドガー・フーヴァーが登場します。 一方で隣国のキューバではカストロがキューバ革命を成就させて不穏な空気が流れ始めます。
2021/05/09
バ度ホワイト
再読。もうめちゃくちゃ面白い。ホントに起きた歴史の裏で暗躍する悪人たちの物語。標的はケネディ家。FBIフーバー長官やCIA、マフィアを上手く渡り歩くケイパー、ウォード、ピートの3人の忙しく入り組んだ話を軸に描かれる。ホッファ率いるチームスターの年金基金問題やキューバ情勢も。スパイ小説でもあり政治と金と犯罪の暗黒小説。
2021/06/23
秋良
再読。JFKの大統領選挙とキューバ問題。マフィアと手を結ぶCIA。物語のスケールが大きくなったにも関わらず暗黒LAより求心力が弱いのは、猟奇殺人犯がいないから(笑)そのかわり下巻では暴力てんこ盛り。密談はバーで、パターンが多いので読んでるとかっこつけてマティーニとか頼んでみたくなる。
2020/08/29
kinnov
多分再読。感想は下巻で。
2017/06/13
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