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奇譚草子 (文春文庫 ゆ 2-11)

奇譚草子 (文春文庫 ゆ 2-11)

奇譚草子 (文春文庫 ゆ 2-11)

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
2004-02-10
ISBN
9784167528119
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奇譚草子 (文春文庫 ゆ 2-11) / 感想・レビュー

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リッツ

【日本の夏はやっぱり怪談】懐かしい!昔ハマっててよく読んだ夢枕獏さんの掌編小説が出てきたので再読。え?実話あり?と引いたが割合にソフトなので読めた、けど、想像するとやっぱり怖い。初っぱなの生霊の話はなんだかリアルで『あるかもな…』と思わせた。印象的なのはサムライの話。それだけでさわりがないならまあいいかなと思ったけどホントよく手を出したなぁ。全体的になんだか寂しい雰囲気を感じた。それは人って儚いけど時に思いが強く残るんだなぁとか。実話離れての創作は安心して楽しめました。

2024/08/31

★YUKA★

色んなテイストの短編集で楽しめました。筆者の本は、陰陽師シリーズしか読んだことがなかったので、なかなか新鮮な感じでした!怖い話好きなので、ちょっと物足りなかったかな~

2014/05/18

よみとも

前半は人から伝え聞いた不思議な話やゾクッとする怖い話、後半は不思議な短編作品集です。「上弦の月を喰べる獅子」と同時期の作品で、「上弦」と同じテーマや用語が出てくる短編もあって興味深かったです。あとこの手の話では、愛や恋で狂気の側へ足を踏み入れてしまうのは大抵女性ですが、その役割を男性が担っている「ふりんのみち」が新鮮でした。さらっと読めてしまうので、不思議な話好きな方はぜひ。

2013/06/02

猫ぴょん

短編集。びっくりするくらい怖いくはないけど後からジワジワ来るのがいくつか。小学校の話がゾクリ。

2017/06/26

胡蝶

ふと、頭に浮かんだのは遠野物語。現代版遠野物語^_^昭和の出版ということで全然現代ではないけど、人から伝え聞いた不思議でゾッとする話が詰まった一冊。何気無く読んで、でも夜一人になったときふと、怖さが心をざわつかせました。

2014/04/14

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