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鮎師 (文春文庫)

鮎師 (文春文庫)

鮎師 (文春文庫)

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
2005-10-07
ISBN
9784167528140
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鮎師 (文春文庫) / 感想・レビュー

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はま

夢枕さん2つめ。「おっさんが活躍する本が好きです」と仰る方のオススメ本。まさにおっさん大活躍(笑)鮎釣り狂いのおっさん達の、鮎釣りだけの小説がこんなにオモロイとは!唯一読んだ夢枕本「神々の山嶺」と作りは同じなんだけど、まさか鮎でエベレスト並みの死闘が見られるとは思いませんでした。

2016/08/07

てっしー

「鮎のことなら、死んだっていいんだ」―鮎にかける男達のロマンと狂気の物語を堪能しました。そうなんです、男ってのは本当にどうしょもない生き物なんです。私には釣りという趣味はないので出てくる用語を検索しながら読みましたが、それでも主人公達の、ひとつのものに賭けるこだわりや狂気はよく理解できました。これを読んでいる最中に、小田原まで降り、実際に早川の土手を覗いてみました。-いました、そこにも鮎に取りつかれた男達が。

2012/06/22

Masaki.N

鮎釣りに人生を注いだ男臭い話。男臭さはあるが、文章の中に香りや季節や色が美しい。男の顔の深く刻まれたシワの出来ていくさまが目に浮かぶ渋い作品でした。読了。

2012/06/01

うりぼう

獏さんの釣り好きも有名。この話は、川の主が簡単にかかり過ぎかな。私としては、釣り吉三平の方がすき。

2006/04/30

miroku

執念に取り憑かれる人間の業・・・、そんな作品。

2009/05/12

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